家計簿をつける意味。手取り20万で年に100万円貯金するには。
家計簿はつけているだけでは意味がありません。
家計簿によって貯蓄ができる体質に変えていくことが本筋です。
まずは、どこにお金を使っているのか把握するところから始めましょう。
家計簿のつけ方はこちらから
支出は固定費と変動費に分かれます。
固定費はすぐには減らせない住宅費や水道光熱費、通信費や駐車場代など毎月決まった額を支払っているもの。
変動費は食費や交際費など自分である程度コントロールできるもの。
家計改善でよく言われているのが、固定費を減らすというものです。
すぐには減らせないが、一度減らしてしまえばそれほど苦も無く支出を減らせます。
ただ、減らせるといってもせいぜい住宅費と通信費くらいだと思っています。
住宅費は引っ越しが大変でそもそもお金が少ない時は引っ越しするのが厳しいですから、大きくは減らせるものの先行投資が必要でしょう。
通信費は割と簡単で、ドコモ、AU、ソフトバンクの3大キャリアを使っているなら、格安スマホに乗り換えることで年間の支出は半分以下になります。
変動費では、やはり交際費でしょうか。
飲み会が月に3回あるなら1回減らすとか、少々の我慢は必要です。
もちろん何もかも我慢ではストレスが溜まると思いますので、メリハリをつけて支出することが必要になってきます。
例を挙げてみましょう
手取りが20万の独身の場合
住宅費 50000
水道光熱費 12000
食費 25000
交際費 25000
車両費 12000
日用品費 6000
通信費 8000
保険 5000
合計 143000
このくらいの出費であれば月に5万円程度は貯金可能です。
年間60万円の貯金とボーナスから40万円貯金に回せれば、100万円達成です!
住宅費ですが手取りの30%以下が良いでしょう。とにかく一番大きい出費なため、少し減るだけでも年で考えれば大きく節約できます。
水道光熱費はほぼ削れないので、無駄に使用していなければ、これくらいかもう少し多いくらいになると思います。
食費はなるべく自炊をすることで抑えることが出来ますが、作るのに労力がかかるためお金と時間とのトレードになります。なるべく休みの日に多く作って冷蔵、冷凍など工夫すれば食費を抑えることは可能です。
交際費はなにかを我慢するしかないですね。
通信費は上でも書きましたが、格安スマホに乗り換えることで年としては結構減らせます。今ならahamoとか楽天モバイルとかありますので検討してみるのは良いでしょう。
保険を5000円で計上していますが、独身ではほぼいらないので0にしてしまってよいでしょう。
貯金をしていくためには、とにかく計画的にお金を使うことです。毎月のことなので突発的な支出もあることでしょう。しかし前月多く使ってしまったなら、今月はちょっと抑えようとか強い意志を持たないと、貯金はできません。
お金に余裕ができればいろいろな選択肢が生まれます。
ぜひ、ゆとりのある人生設計のためにも貯金をしていきましょう~。